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アスリートと食育

粉末

こんにちは。平です。

一昨日に引き続き私の経験が少しでも活きればと思い、今後数回に分けて食事や身体作り、メンタルに至るまで不定期となりますが綴って行きたいと思います。

 

一昨日は三大栄養素の「脂質」について書きましたが、本日はタンパク質について書きたいと思います。

 

アスリートといえばやはり筋肉。

 

競技によって必要な筋力、つける場所、体重コントロールに至るまで違うわけですが、サッカー等の接触プレーの多いスポーツはパワーの向上のみならず、内臓を守るためにも硬くて重い筋肉が必要となります。

そのため肉類、特に鶏のささ身を意識して摂る方も多く、補助食品としてプロテインを併用したりもしています。

しかしこれは成長期の終わりかけ、運動量(練習量)の多い高校生くらいからで良いと思います。

小学生、中学生の成長期はあまり意識をせず、添加物、酸化した油、着色料などを極力避け、バランス良くいろいろな物を食べた方が成長を助長するからです。

 

先日も書きましたが「人は食べた物で出来ている」という事からです。

 

最近では子供用のプロテインなるものが有り、お子さんの身体作りにと、与える親御さんもいらっしゃるようですが、個人的には必要は無いと思います。特にジュニア用プロテインは糖、果糖が多いため逆に太る原因にも・・・。

プロテインの本来の目的はあくまで運動量の多いアスリートのための補助的栄養食品であり、

食物では無いという事です。やはり栄養はしっかりとバランスの良い食事から摂って頂いた方が、将来的にも怪我をし辛い体になりますし、個人差はありますが日本人は世界的にみても筋肉が細く、筋肉・骨の成長が遅いため、焦らずにしっかりとした体作りをする事で、現役生活を長く続けられる要因になったりもします。

 

最後に少しだけしくみついて

人間の身体は皆さんもご存知かと思いますが、エネルギーとして燃えるのは糖、脂肪。

まずは糖がエネルギーとして消費され、その後に脂肪が消費されるわけです。

つまり体脂肪率を落とすためにはエネルギーの摂取量が消費量を上回らない事を前提として、まずは糖を燃やす必要があります。

 

しかし、ダイエットはこれでうまく行っても、アスリートの身体作りはこうはいきません。瞬発力には「糖」も必要なわけですから・・・・。

従い糖が「NO」。という事では無く、果糖や果糖ぶどう糖液糖などを避け、日頃のバランスの良い食事を摂る事がとても大切となります。