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頑張ろう!ニッポン

ダイヤモンド・プリンセス号の感染者救護に端を発した新型コロナウィルスとの闘いも、ついに2か月を越えました。
最初の頃、テレビでは専門家や著名の方々の一部が「インフルエンザみたいなもの」といっていたり、「そんなに騒ぐことは無い」。などなど、「無駄に煽るな」的な意見も多く聞かれていたのは今は昔。さらにその後も「コロナ疲れ」なんて言葉も…。
ところがところが、日本では2ヶ月経って、収束どころか、拡大の一途。とうとう全国に緊急事態宣言まで出されました。
戦後、日本は度々自然災害との闘いはありましたが、全国的な規模での有事は初めて。
私達国民も当たり前の平和と、慣れ過ぎた便利な生活の中で、右往左往してしまっているのも事実。まして政府や政治家の方々も初めての有事なので、批判をするつもりは全く有りませんが、リーダーの有り方や危機管理の有り方、国や国民の守り方などは、収束後に反省を踏まえ、徹底的に検証して頂きたいと思います。ただ、二転三転、後手後手、何となく緊張感が無いメッセージはいい加減止めて欲しいけど…。

 

一方、今回のコロナウィルスの対応が早かったとされ、何かと比較される事いお隣の韓国は北朝鮮と、そして台湾は中国と、それぞれ緊張関係にあり、常に有事が想定されております。
それらの国々の対応と日本の対応とを単純に比較するのはどうか…。
もちろろん、「どちらが良いか?」と問われれば、韓国や台湾の対応に決まっておりますが、今の時点でどうこうではなく、今回の事を教訓に、有事にも強い未来の日本を作って頂ければ今後も緊張が続くであろう東アジア情勢の中でも、日本の存在価値を構築し続けられるのだと思います。

 

少し考え過ぎかもしれませんが、既に経済活動を再開させた中国がいち早くを復活を遂げ、今後感染の拡大が予想されるアフリカを始め、南半球の途上国の国々の支援を拡大していくとするならば…。
一方、今現在、復活の見通しがつかず、経済のダメージが長引く、アメリカを中心に、日本を含めた西側諸国の復活が遅れるとするならば…。もしかしたら世界の構図が変わるなんて事もゼロではありません。

 

またポジティブな視点で見てみると、ウィルスの蔓延により世界経済が滞った事で地球環境が浄化されたとの報道もあります。
「地球環境がリセットできてよかったよ!」と、地球からのメッセージと捉えれば、人類にとって今回のコロナが甚大は痛みを伴っているが、後に振り返った際、大きな転換点となっているのかもしれません。

 

少し話が大きくなりましたが、今は「ステイホーム」。そして「有難う!医療従事者の方々」。

 

大変だったね!と笑える日を信じて…。

 

末筆ではございますが、今回のコロナの影響によりお亡くなりになられた方々には心よりご冥福をお祈り申し上げますとともに、現在、闘病により辛い日々をお過ごしの方々には心よりお見舞い申し上げます。